咀嚼研究について

子どもの咀嚼に関して、これまで、噛まなくなった、噛む力が弱くなったなどの問題から、研究が進み、子どもがよく噛んで食べるようなお菓子の開発や、咀嚼教育プログラムの開発が進んでいます。

しかし、そこには、子どもが、そもそも硬い食べ物が好きなのか軟らかい食べ物が好きなのか硬い食べ物を食べたときどのように感じるのかといった、子どもの気持ちに焦点をあてた基礎研究が少ないのではないかと感じています。

咀嚼研究では、子どもがどのようなテクスチャー(食感)を好むのか、子どものテクスチャー嗜好と食事経験の与える影響を解明する研究に取り組んでいます。